アイミーブ回送

今更ですが電気自動車購入

以前から欲しいとは思っていたのでしたが、なかなか購入までに至りませんでした。
ここ2~3年はガソリン代高騰からか?
中古車の価格が下がらず、購入を思いとどまっていました。
日産のさくらの販売が始まったことなどもあり、ようやく価格が下がってきたので購入することにしました。

しかし、中国地方ではEVが普及していないのか?
安い中古車があまり見つからず、神奈川県で購入しました。


ちなみに、茨城・埼玉はアイミーブの中古車が多いようです。

購入したアイミーブも前の所有者は茨城の三菱販売店でした。
ヤフオクで個人の方から落札したんですけどね・・・
どういうシステムなのか?? 転売なのかな?
まあ希望の価格で落札できたので良しです(笑)

 

 

百島まで回送

使用地は尾道の離島「百島」です。
神奈川から百島までは自走も考えましたが、充電回数が非常に多くなってしまうこと、充電コストもかかること、
暖房を使用すると、次の充電スポットまでたどり着かない可能性があり、この時期は寒い・・・などなどの理由から、
途中まではフェリーを利用することにしました。

関東で乗船した場合に尾道に一番近い降機地を探したところ徳島港でした。
今回利用したのは、オーシャン東九フェリーです。
東京有明・徳島・北九州間を毎日就航しているフェリーです。
オーシャン東九フェリー▶https://www.otf.jp/

回送出発地は神奈川県の横浜市。
まずは横浜をスタートし、最初の充電のために、お台場にあるダイバーシティ東京に向かいました。
ここの駐車場は3000円以上の買い物で1時間無料。
そして普通充電は無料でした。
フェリー内での飲食物を3000円分購入し、駐車場代金を0円に。(笑)

1時間の普通充電でバッテリー95%くらいまで充電できました。

そしてフェリー乗り場へ。


フェリーは事前にネット予約し、ウェブ決済で乗船料割引。
フェリー乗り場受付で自動発券機で発券。

乗船したのはフェリー出港時刻の少し前でした。

うちにはキャリという名前のミニチュアダックスがいるので、withペットルームを取りました。
犬と一緒に泊まれる部屋です。


船内にはレストラン施設は無いので、乗船前に食材購入しましたが、
冷凍食品の自動販売機が数個並び、電子レンジは多数置かれていました。

 

徳島到着は昼過ぎだったので、ガパオライスを購入して食べてみました(笑)

 

サービスエリアで急速充電

強風の影響で10分遅れましたが、無事に徳島に到着。

徳島からは自走になります。
高速道路を走り、サービスエリアで急速充電しながら一路百島へ!

フェリーを降りた時点での航続可能距離は80km
1つ目のサービスエリアである津田の松原SAまでは56km

余裕のはずだったのですが、SA到着時には航続可能距離は3kmでした。
けっこう焦りました(^_^;)

このアイミーブを購入した後、自宅で100V充電して200kmほど走行はしましたが、急速充電は初めて。
充電会員にはなっていないので、ビジター利用です。
充電機に記載されている電話番号に電話して、音声ガイダンスの指示に従ってクレジットカード情報を入力。
パスワードを発行してもらい、充電機の隣に設置されている操作盤で操作し充電。

急速充電は1回の利用で30分の充電ができますが、バッテリー80%までしか充電ができないと言うことです。
しかし・・・
充電が止まりましたが、50%ほどまでしか充電できていませんでした。
走行直後だからか?寒いからか?

とりあえず次のサービスエリアである府中湖PAに向け出発。

この間も結構ギリギリ。
後続の車に迷惑をかけながらもバッテリー消費を防ぐためにゆっくりと走らせました。

PA到着時には、やはり残りの航続可能距離は2km

かなり心臓に悪いですね(^_^;)

 

そして、やはり50%ほどしか充電できませんでした・・・

 

この先は瀬戸大橋を渡り、本州の山陽道に向かうのですが、山陽道の充電スポットまでは辿り着けそうに無いので、
府中湖PAから20kmのところにある与島PAで追加充電しました。

次の充電スポットは山陽自動車道の道口PAです。

道口PAに着いたときにはすっかり日もくれてしまいました。

フェリーの最終便は歌港の18:44 です。
すでにこの時点でアウトです。

あとは客船の最終便、常石19:55に間に合うかどうかです。


常石港まで行って間に合わなかった場合、暖房なしでは車中泊は無理な気温なので、サービスエリアで充電を繰り返しながら一夜を明かさなくてはならないので、次のSAに向かうか?常石港に向かうか?悩みましたが、SAでの充電はせずに望みをかけて常石港に向かってみました。

常石港に到着したときには残りの航続可能距離は7km
最終便の出港1分前でした。
急いで車を駐車場に止め、徒歩で乗船し、なんとか凍死を免れて家路につくことができました。

翌日にフェリーに乗り、無事にアイミーブ回送終了です。

回送の様子はYou Tubeにもアップしました。
とは言ってもメーター部分ばかりの動画ですが(汗)


時間のある方は御覧くださいね。

移住のきっかけになった12年前の回航

そういえば、百島に移住するきっかけになったのも、12年前のこの時期でした。
太平洋の荒波の中、小さなボートを回航したのを思い出しました。
その時の映像はこちらです(笑)

 

離島でDIYで作った太陽光発電システムで充電して活用

今回のアイミーブ購入に至った経緯は、
自分自身でDIYで設置した太陽光発電システムで発電した電力を使用して電気自動車を走らせたかったこと、
そしてそれを利用してカーシェアリングをしたかったことです。
PHEVの方が利用し易いのですが、百島は小さな島で道幅も狭く、3ナンバー車格のPHEVでは大きすぎるので、軽自動車である三菱の車両に決めました。
ミニキャブ・ミーブや、ミニキャブ・ミーブトラックが良かったのですが、アイミーブに比べると価格が高かったのでアイミーブを選びました。

我が家の太陽光発電システムはYou Tubeでも紹介しているので、時間がある方はこちらを御覧ください。

 

このシステムは100Vでの給電になるため、100Vで充電するためにこの充電器を購入しました。

純正の充電器で200V→100V変換のコンセントを利用している方もいるようですが、今回購入したアイミーブに付属している充電器ではこの方法では充電することができませんでした。
日産の充電器はコンセント形状を変えることで、100Vでの充電が可能なようです。
今回アマゾンで購入したこの充電器は、電流の値も帰ることができ、8~16Aまで4段階に切り替えることができるものでした。
うちでは8Aで充電するようにしています。

EVはエコじゃない?

EVはガソリン車に比べて環境負荷が大きいと言う方もいますが、
これは様々な要因によって変わってくると思います。

ここ百島は橋がかかっていないため、物資の運搬船でドラム缶に入ったガソリンを手運びしています。
費用もかかりますし、燃料を運搬することでのCO2排出量だって増えます。
我が家の発電に使っているソーラーパネルは、廃棄予定だった中古パネルを使用しています。
アイミーブも10年以上前に販売された古い車です。
詳細な損益分岐などは計算していませんが、このように古いものを長く使っていくことで環境負荷が減っていくのではないかなと考えています。

今回の回送費用

今回の回送にかかった費用は、
充電:5回(1回は無料)120分×55円=6600円
フェリー代:29860円(ペットルームは別に15000円)
高速料金:1880+3170=5030円
百島フェリー:1320円
合計:42810

陸送手配した場合の半額くらいの料金でした。

 

 

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