太陽光発電を導入したきっかけ
最近では、節電やエコと言う観点から、太陽光発電を導入したいなと思っている方も多いと思います。
でも実際にはどの様にすれば良いかわからない人もいることでしょう。
僕も最初は全く知識のないところからスタートしました。
わがや電力という本に出会って
とあるサイトで、オフグリッド生活をしているテンダーさんという方を知り、その方の著書「わがや電力」という本を読んで、12vの回路でちょっとだけ発電してみようと思ったのがきっかけです。
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現在ではハイブリッドインバーターを利用して、発電中は家の中の電力の殆どを賄っていますが、
当初はこんなに大きなシステムにするつもりはありませんでした。
最初は100Wパネル1枚に、12Vのディープサイクルバッテリー、安価なPWMの小さなチャージコントローラーを購入してはじめました。
発電した連力は、デスク上のLED照明やスマホの充電など、小さな電力のものに使用していました。
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まずは12V回路から
太陽光発電の知識がある人、ご自身で電気工事などが可能な方は、パネルの容量の大きなもので、電圧を高くして使用するのも良いと思いますが、
知識がない方や、自身で工事ができない方などはまずは、わがや電力を読んで、小さな規模での発電からはじめてみるのが良いと思います。
30V未満の単独回路については電気工事士の資格がなくても可能な作業もあるので、ご自身で施工できるものもあります。
このあたりのこともわがや電力という本に書いてあります。
まずは、消費電力が少ないLED照明やスマホの充電などの利用し、発電した電力が余るようでしたらその他の直流機器を使用すると良いと思おいます。
家電品で直流を使用する機器はACアダプターを使っているものです。
ACアダプターとはどんなものかというと、電源ケーブルの途中やプラグの部分にこういう四角いものがついているものです。
この四角い部分は家庭用の交流電流を直流に変換するものなのです。
直流機器の電圧は様々ですが、DCDCコンバーターという電圧を変更する部品もありますし、各電気製品のコネクターに変換できるこんなものも販売されています。
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直流で動く電気製品を使うのに、交流から直流に変換して使うのではなく、ソーラーパネルで直流で発電した電気を直流のまま使用できます。
このように、実際に自分の家で発電した電気を使うようになると、今まで何も考えずに使っていた電気のことを考えるようになります。
バッテリーに充電していた電力をしようしていて、バッテリー残量が減ってくると電気がつかなくなります。
それでは困るので、バッテリー残量と消費電力を計算してうまく使おうということになります。
曇りや雨の日は当然発電量が減りますから、数日分のことも顧慮しなくてはなりません。
電気がどのように作られ、どのくらい費されているのか?
いままで見ていなかったところが見えてきました。
そんなちょっとだけ発電したってしょうがないじゃないかと言う方もいるかもしれません。
ほんの少しでも発電していれば停電時に有効ですし、蓄電していれば災害時にも役に立ちます。
災害時には特に情報収集、情報発信が重要な役割を持っていますが、そのデバイスが使えなくなるのはかなりのマイナスだと思います。
こんなことをしているうちに、エアコンや冷蔵庫の電力もまかなえたら?と思うようになり、
ソーラーパネルを増やし、発電量を増やしていきました。
常時稼働している冷蔵庫、そして夏場には消費電力が上がるエアコン。
消費の多い家電品が自家発電でまかなえれば電気代も安くなりますし、停電時にも困らなくて済みます。
しかし・・・・
こんな事件が起きてしまいました。
まさかの電力喪失です。
本来ならばバッテリー電圧が回復すると、自動的に電力供給されるはずなのですが、それがうまく行かず、インバーターが停止したままの状態でした。
切替器
そこで導入したのが、この切替器です。
バッテリー電圧が下がったときに商用電源に自動的に切り替わります。
きりかわるタイムラグもほとんどなく、エアコンもパソコンも起動したまま切り替えられます。
まずは24V回路にアップグレードです。
マジ電力
わがや電力の中に書いてあるマジ電力。
これは12vではなく、24vの回路での電力供給の事。
ワンランク上の太陽光発電と言ったところでしょうか。
マジ電力で冷蔵庫稼働
まずは冷蔵庫が稼働するだけのシステムにしました。
バテリーの容量を2倍にし(2個直列)冷蔵庫を24間使用できるようにしました。
ハイブリッドインバーター
そして現在では、ハイブリッドインバーターとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのコンビで使用しています。