ハイブリッドインバーターとは?
以前にも何度かハイブリッドインバーターについての記事を書いていますが、
ハイブリッドインバーターとは、太陽光発電した電力を家電品に供給するための装置です。
ソーラーパネルで発電される電力は直流。
多くの家電品は交流の電力を必要とします。
(直流で動作させる家電品もありますが、そのような家電品にはACアダプターというものが付属し、ACアダプターで交流を直流に変換して使用しています。
代表例はノートパソコンですね。)
そのため、直流を交流に変換する装置である「インバーター」という機器が必要になります。
一般的には、太陽光発電している家庭ではパワーコンデショナーという変換機器を使用していますが、パワーコンディショナーの動作には交流電源(商用電源)が必要で、余った電力は逆潮流するため、
電力会社への売電契約の届け出などが必要です。
蓄電池を併用した場合を除いて停電時には使用できないというデメリットもあります。
(自立運転モードがあるパワーコンディショナーは1500Wまでの電力供給は可能です)
ハイブリッドインバーターは蓄電池は必要になりますが、逆潮流をしないので電力会社への届け出は不要になるのものと思います。
停電時にも使用でき、充電・出力も数種類のモードがあり、使用目的に合わせて設定することで、ソーラーパネルで発電した電力を効率よく使用することが可能です。
どのような製品かはこちらの動画で説明していますので、興味がある方はご覧になってみてください。
国内でも購入できるようになったハイブリッドインバーター
今までは国内ではなかなか入手が難しく、欲しい方は中国から直接輸入する必要がありました。
しかし、このところの電気代高騰に伴い、興味がある方も増えてきたようで、国内でも販売するところが出てきました。
この商品は、Amazonでも購入が可能です。
商品説明にはPSE認証についての記載はありませんでしたが、販売会社に問い合わせたところ、PSE認証は受けているとの回答をいただきました。
日本語説明書も付属していて、サポートもあるようなので、個人で中国から輸入するよりも若干高いですが、メリットも多いと思います。
購入検討している方はこの商品も視野に入れて検討してみても良いかもしれません。
48Vタイプ
上記の商品は24Vタイプのものですが、発電量・電力使用量が多い方には48Vタイプがおすすめです。
24Vタイプのハイブリッドインバーターは、接続出来るパネルの上限が合計で1500W。
交流の出力が3000Wになります。
それ以上の容量のパネルを接続したい方や、電力使用量が多い方は48Vタイプにしたほうが良いでしょう。
48Vタイプはパネルの入力も最大で5500Wで出力も5000Wになります。
すでに屋根にソーラーパネルが設置してあり、FIT終了などで売電契約を見直す予定がある方には48Vのほうが良いと思います。
48Vタイプには単相3線式の物もあるようです。
また蓄電池とセットになった商品もあります。
使用目的に合わせて検討してみてくださいね。
少しでも安く購入できる方が良いと思う方はAliExpressも良いとおもいます。
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AliExpressのショップは多数あり、ショップによって送料が無料のところもあります。
商品によっては100V出力に設定困難な商品も混在しているので、購入時には各ショップに問い合わせをしてから購入するようにしてくださいね!
日本語でのやり取りはできないので、くれぐれもトラブルの無いように!