水産総合研究センター

今日は、水産総合研究センター
瀬戸内海区水産研究所 百島庁舎の見学に行ってきました。

以前は魚類などの研究試験も行われていたようですが、現在では主に二枚貝の研究が行われていました。
昨年には二枚貝類飼育実験棟ができ、スタッフも増員されたようです。

瀬戸内海は昔は稚貝を放流しなくてもたくさんのアサリが採れたようですが、最近ではさまざまな影響で少なくなってしまったようです。
水産総合研究センターでは、瀬戸内海のアサリなどの二枚貝の分布状況や、どのような場合に減り、どのようにしたら増えていくかなどの研究をしているようです。

 生海水飼育棟

数ミリに育ったアサリを瀬戸内海の海水で育てています。

二枚貝類飼育実験棟

1mm以下の小さな稚貝。目の細かいネットを張ったシャーレーで飼育しています

えさになる藻類のタネです。

えさの培養ハウス

左は藻類培養1日目。右側が2日目です。

3~4日でこのように繁殖して色が濃くなります。

百島内では、百島小学校と合同で泊干潟でのアサリの飼育をしています。
エイ・魚類・カラスなどに食べられないようにネットをかけたり、柵を作るなどして、
生息数や分布などの調査実験をしています。

この水産研究所はどなたでも見学可能ですが、スタッフ数が多くありませんので事前に連絡が必要になります。

2021.8.23 追記
現在は一般観光客の見学受け入れは行っていないと言うことです。

百島庁舎の連絡先は、こちらです。
〒722-0061 広島県尾道市百島町1760 TEL:0848-73-5020(代) FAX:0848-73-5340

水産資源の豊富な瀬戸内海。
夏休みの自由研究に瀬戸内海の生き物について学んでみてはいかがでしょうか?

各研究所の連絡先など、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

http://www.fra.affrc.go.jp/

http://feis.fra.affrc.go.jp/index.html

http://www.fra.affrc.go.jp/access/momoshima/

Facebooktwitter

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください