ハイブリッドインバーターのその後
輸入して動作テストも終了し、ハイブリッドインバーターは本設しました。
太陽光パネルも増設し、9枚のパネルを設置。
すべて中古の太陽光パネルです。
1枚は「わがや電力」として、12v回路で直流のまま使用。
主に宅内の照明と、スマホやスピーカー・充電式電池等の充電して使用する機器への充電。
6枚は2直列-3系統を接続箱に接続してハイブリッドインバーターに入力。
パネルの発電時とバッテリーに蓄電された電力で供給できる分はそのまま電力使用。
ソーラーパネル・バッテリーの電力が低下した際にはハイブリッドインバーターが公共電源に切り替わる仕様で電力を利用しています。
残る2枚は予備回路としています。
どれかのパネルに不具合が出た場合に接続し直すだけですぐに発電を回復できるように設置しています。
ハイブリッドインバーター設置の様子はこちらの動画を御覧ください。
1枚のパネルの発電量はスペック上最大250W
接続しているパネルは6枚なので最大で1.5KWの発電になります。
最大値なので、実際にはそんなことはありません。
条件の良いときで1KW程度だと思いますが、今後はそのあたりの検証もすすめていきたいと思います。
現在は古くて劣化が進んでいる鉛のディープサイクルバッテリーを2個直列し、24vで運用していますが、劣化が激しく充電量は低く、日没後少しすると低電圧になり商用電源に切り替わってしまいます。
太陽光発電の利用で一番ネックになるのが蓄電で、その蓄電池が高額になります。
わがや電力導入時には、こんな大きなシステムにすることは考えていなかったので、ディープサイクルバッテリーを選んだのですが、わがや電力を導入して早くも4年が経過してしまいました。
劣化した鉛バッテリーとはいえ、購入価格は15000円ほどしましたし、少しは充電し使用できるのでなかなか廃棄とまではいかず、使ってしまっています(汗)
たくさん発電しているのですが、日中は不在時間が長く、主に電力消費するのは日没後なので、ちょっともったいない感じです。
ですが、ほぼ毎日バッテリー電源の利用から商用電源に切り替わっているので、ハイブリッドインバーターのテストとしてはもってこいだと思っています(笑)
いつもちゃんと切り替わってくれないと、留守のときに電源消失していたら困りますからね。
以前実際にバッテリー電源消失して冷蔵庫の中が大変なことになってしまったことがあります。
その時の記事はこちらです。
事故発生
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
出稼ぎ時に滞在している実家のソーラー発電システムではリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用しているので、雨天時以外はほぼ太陽光で発電した電力で賄えています。
使用しているのは、KEPWOERTHの120aのバッテリーです。
2個直列にして24vで運用しています。
https://s.click.aliexpress.com/e/_AazvoE
このバッテリーはいろいろな容量の物があり、古いタイプのものはトップ端子からの充電ができない物もあるので、購入時には出品者に問い合わせをして確認してください。
セル購入しての組み立て
自宅用には、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーをセルで購入し、BMSも別途購入し準備はできています。
しかしなかなかセットする時間がなく、導入出来ていませんが、来週からはセルを組み立てて充放電テストをしていこうと思っています。
購入したセルは、 BASEN社の105Aのものを8個。
直列に接続して24vで運用します。
私はBASEN社から直接購入しましたが、アリエクスプレスのほうが送料が安いこともあるようです。
容量も様々なものが売られていますので、用途に合った容量のものを選んで購入してください。
https://s.click.aliexpress.com/e/_A117tU