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災害時の備え

災害時に必要な備品

 

このところ地震も多く、災害時に備えて備品のストックを増やしている人も多くなっているようですね。

皆さんは何をどのくらいストックしていますか?
食品、生活用品、エネルギー、色々ありますが、何を優先に選定していますか?

都市部に住んでいるのか?
郊外に住んでいるのか?
生活環境によっても変わってくると思いますが・・・

何をどのくらいの量をストックしておけばよいかは、YouTubeやブログなどでいろんな方が発信していますので、そちらを参考にしてみてください。

僕は日々、太陽光発電関連のことをアップしていますので、今回は災害時の備えとしての電力自給について書いてみたいと思います。

 

消費電力の把握

食品や生活用品の他に必要なものとしてエネルギーがあります。

普段はどのようなエネルギーを使用していますか?
ガス・灯油・電気などが代表的なエネルギーになるのではないでしょうか?

暖をとったり調理をしたりするのは、薪などでも代用できますが、電気は意外と代用できるものがないように思います。
ライトなどは乾電池式のものを用意しておけば電池がもつ限りは使用が可能です。
しかし家庭内で使用している多くの家電品はどうでしょうか?

電力会社の供給する電力が途絶えた場合の代用は何を選んでいますか?
ポータブル電源でしょうか?
発電機でしょうか?

もうすでに準備していますか?
どのくらいの電力を供給できるものを選びましたか?
どれくらいの時間供給できますか?

太陽光発電の導入を依頼されることも多いのですが、殆どの方が家庭での電力消費量や各家電製品の消費電力を把握していません。
太陽光発電導入の際には、時間ごとの消費電力がわからないと発電量や蓄電量が算出できません。

常日頃から消費電力を把握しておくことは非常に重要です。
特に夏場の食料保存のための冷蔵庫は重要ではないでしょうか?
冷蔵庫のための電力が最優先ではないかなと思いますがいかがでしょうか?
その他にも通信機器やエアコンの電力が必要になってくると思います。

発電機やポータブル電源を購入する前に、まずは災害時にも使いたい家電品の消費電力を計測して、
それを稼働させるのに必要な電力量を割り出して、それに見合った機器を購入するようにしてみてください。

消費電力を計測するにはワットモニターという製品があります。

コンパクトタイプですとこのような製品があります。

 

 

スマホでデータ管理ができるこのような製品もあります。

最低限度の給電量

例えば最低限冷蔵庫を稼働させたい場合に、冷蔵庫のコンプレッサーが回っているときの最大の消費電力が500Whであれば、600Wの発電機があれば電力供給ができます。

冷蔵庫の場合、庫内が冷えてコンプレッサーが止まると消費電力は非常に低くなります。
このときにエコモードになる発電機の方が燃料消費を抑えることができますので、災害時には特に有効です。
災害時には燃料の購入も困難になることから、できるだけ低燃費の発電機を選んだほうが良いでしょう。

 

発電機は電力供給時間中はずっとエンジンを回し続けなくてはなりませんが、
ポータブル電源であれば、電力消費に合わせて電力供給ができますのでロスは少なくなります。
後はポータブル電源の充電をどのようにするかということになります。
太陽光パネルで充電する場合には日照があることが必須になりますので、日照が少ない梅雨時などには必要な電力供給ができなくなると思います。

ポータブル電源、発電機ともに一長一短がありますので、できればポータブル電源+ソーラーパネルと発電機併用がベストだと思います。

まずは消費電力の把握が必須になります。

災害時に備えて日頃使用している家電品の消費電力を計測してみてください!

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